日本
中国美術史の眺望 ―中国美術研究会論集―
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中国美術史の眺望 ―中国美術研究会論集―
- 出版社
- 汲古書院
- 出版年月日
- 2023.11
- 価格
- \9,350
- ページ数
- 360
- ISBN番号
- 9784762967290
- 説明
- 古代以来の中国美術を俯瞰し、新たな研究の地平を開く。
目次
・三星堆祭祀坑の縦目銅人面具と金杖―まえがきに代えて―(曽布川寛)
・南京西善橋墓「竹林七賢と栄啓期図」の構成とその意味ー人物品評の視点よりー(林聖智)
・道宣撰『集神州三宝感通録』霊像垂降録の仏像観―僧祐撰「雑図像」と比較して(肥田路美)
・山西省朔州水泉梁出土北斉墓壁画について―奥行き表現の萌芽―(河野道房)
・褚遂良「雁塔聖教序」の書風(刻風)について―「書くための楷書」―(下野健児)
・韓休墓考―墓室西壁壁画と墓室霊座の検討(西林孝浩)
・宝山二号遼墓石室壁画に関する試論―楊貴妃画のバリエーションとその受容について―(古田真一)
・表現の質と作者の深意を索めて(山中理)
・風景描写の意味―杜甫詩の風景表現―(宇佐美文理)
・蘇軾の枯木図について―その造形と後世への影響―(竹浪遠)
・文伯仁筆「四万山水図」について―画風と主題の再検討(植松瑞希)
・董其昌と朝鮮紙―素材への眼差し(板倉聖哲)
・明代の山水版画―詩文集、画譜、小説、戯曲、地理書の挿絵について―(小林宏光)
・石濤筆黄山図巻の解釈(曽布川寛)
・揚州をめぐる詩書画の連環―袁江・王雲筆楼閣山水図屏風(京都国立博物館蔵)について―(呉孟晋)
・羅聘「瀛洲亭図」(東京国立博物館)と法式善―清代・翰林院のイメージをめぐる言葉と図像―(塚本麿充)
・図版出典一覧
・あとがき(宇佐美文理)
・執筆者紹介