日本
論集 隋唐仏教社会とその周辺
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論集 隋唐仏教社会とその周辺
- 出版社
- 汲古書院
- 出版年月日
- 2023.09
- 価格
- \7,700
- ページ数
- 350
- ISBN番号
- 9784762995743
- 説明
- 中国仏教文化史研究に新たな地平を切り拓く。本書は、隋唐仏教社会を主テーマに第一線の研究者による最新成果11篇を収録。
序論 本論集が目指すもの(氣賀澤保規)
第Ⅰ部 隋唐仏教社会の諸問題
・隋唐房山石経における創始者静琬と初期刻経事業(氣賀澤保規)
・玄奘と高宗――智首律師碑の再検討――(倉本尚徳)
・武則天の洛陽における仏寺詩の消滅――仏寺詩の制作を抑制したもの――(松原 朗)
・宰相姚崇による長安・洛陽での造仏活動(肥田路美)
・入唐僧外典将来考(榎本淳一)
・唐代の尼と僧――僧に対する尼の位置――(松浦典弘)
・唐代の僧尼給田と「寺籍」
――IOM RAS所蔵SI Kr.IV654v(SI.5376)の位置づけをめぐって――(速水 大)
・杏雨書屋および天津博物館所蔵『大乗無量寿経』写本札記
――羽684・羽752・津芸61D――(山口正晃)
第Ⅱ部 隋唐仏教社会のその周辺
・唐・五代官人の行政実務と法令
――官府別の法令集と「法令壁記」をめぐって(小島浩之)
・新発見唐代顔真卿撰書「西亭記碑」の理解とその歴史的意義(氣賀澤保規)
・宋元明移行期論の受容と唐宋変革論の相対化(櫻井智美)
終わりに(氣賀澤保規)
執筆者紹介/英文タイトル