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日本

扶南・真臘・チャンパの歴史

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扶南・真臘・チャンパの歴史

著者
鈴木峻
出版社
めこん
出版年月日
2016.12
価格
\4,400
ページ数
231
ISBN番号
9784839603021
説明
・扶南(ふなん)=紀元2世紀から7世紀にかけてインドシナ半島の南部(現在のカンボジア・ベトナム)を拠点にインド・中国との交易で栄えた国家。7世紀以降、歴史から消える。
・真臘(しんろう)=扶南の傘下にあったクメール人の国家。扶南に代わってカンボジア東部を中心にタイ東北部・ラオス南部を支配するが、8世紀に分裂、その一部がアンコール王朝を作る。
・チャンパ=2世紀から15世紀までベトナム中部に栄えた国家。主体はチャム人(現在は少数民族)で、独特の文化を持つ海洋国家だが、分裂を繰り返し、わからないことが多い。中国の文書では「林邑」→「環王」→「占城」と呼び名が変わる。
この3つが古代の東南アジアで最も有力な国家で、おたがいに深い関係を持っていたことは事実ですが、詳細は不明です。著者は、長年、欧米の研究と漢籍(中国の文書)を渉猟して、3つの国家の関連を中心に壮大な「古代史図」を提示しました。
※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。