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中国現代小説の起点 清末民初小説研究

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中国現代小説の起点 清末民初小説研究

著者
陳平原著 林祁 大梧美代子訳
出版社
東方書店
出版年月日
2024.02
価格
\8,250
ページ数
448
ISBN番号
9784497224040
説明
「形式」から中国の現代文学を論じる。
『20世紀中国小説史』の第1巻として執筆された『中国現代小説的起点』の日本語版。個別の作家・作品評ではなく、「小説の形式」の変遷に重点をおいて19世紀末から20世紀初頭の中国文学を論じる。「作家紹介」と「小説年表」を付す。
「小説史の執筆は「小説の形式」に重点を置くべきだと私は考え、それゆえ本書は第五章から、特に形式の問題を論じ、〔小説の〕構成、文体、叙述の視点、テーマのパターン、審美〔美への認知〕の特徴などに言及した。一方、第二、三、四章では、外国小説から受けた啓発、小説の商品化と書籍化の傾向および雅俗〔文学作品が高尚か通俗的か〕などの問題を論じ、小説芸術が形成した文化面での時代の空気を描き、この後、小説の形式を専門的に論じるための下地とした。」(「日本語版序」より)