日本
天台山記の研究
日本
天台山記の研究
- 出版社
- 中国書店
- 出版年月日
- 2011.02
- 価格
- ¥10,450
- ページ数
- 494
- ISBN番号
- 9784903316246
- 説明
- 最澄・円珍はじめ多くの高僧が訪れ、日本との関わりも深い、中国浙江省の聖地・天台山の地誌―― 唐の道教の士である徐霊府の撰「天台山記」について、唯一伝存する国会図書館所蔵本によって全面的な校勘作業を行い、様々な角度から論じる。 山岳地誌への学術的洞察 この間、「天台山記」を素材として様々な角度から中国の山岳を考える機会を得ることとなり、また実際に中国や日本の山々を訪ね歩いたことから、今後の「地理」をからめた思想史研究の方向性も、少し見えてきたように思う。……また、もう一つの研 究テーマであった「政治思想」との関わりも、「山岳祭祀」という点に立つことでつながりが見えてきたように思う。(本書「跋語」より)