日本
通俗小説からみる文学史 一九五〇年代台湾の反共と恋愛
日本
通俗小説からみる文学史 一九五〇年代台湾の反共と恋愛
- 出版社
- 法政大学出版局
- 出版年月日
- 2022.02
- 価格
- ¥5,390
- ページ数
- 279
- ISBN番号
- 9784588495205
- 説明
- 日本の植民地統治が終わると、台湾はそれまでの「国語」を失い、図書市場を新たに構築せざるを得なくなった。国民党政権から反共文芸を推奨されるなか、巷の貸本屋で読まれたものは何であったか。作家や作品に加え、政策、市場、メディア、読者の多角的な視点を加えた全7章。文壇から追放された商業出版のしたたかな戦略と共に、恋愛小説がジャンルとして認知される過程を描き出す。