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日本

帝国日本と地政学 アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践

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帝国日本と地政学 アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践

著者
柴田陽一
出版社
清文堂出版
出版年月日
2016.03
価格
¥10,560
ページ数
421
ISBN番号
9784792409531
説明
悪魔の学問視されつつも、地政学は国家運営には避けて通れない学問でもある。英米とドイツの両系統の地政学史を懇切に解説しながら、京都帝国大学の小牧実繁が「皇道」を理念に「日本地政学」を掲げつつ地理学教室を総動員して軍への協力やプロパガンダに勤しむ一方で「満洲国」にも建国大学・南満洲鉄道の両系統で独自に地政学を構築する動きがあったことも見逃さない。地理学者たちを主人公としたもう一つの太平洋戦史。