日本
山田慶兒著作集第7巻 科学論(近代篇)/欧文
日本
山田慶兒著作集第7巻 科学論(近代篇)/欧文
- 出版社
- 臨川書店
- 出版年月日
- 2024.07
- 価格
- \17,600
- ページ数
- 450
- ISBN番号
- 9784653046073
- 説明
- 東アジア科学の総体あるいは個別理論に対して個性的な研究を展開し、思想史的アプローチによって科学文明の本質を探り続けた山田慶兒。単行本未収録の論文から未発表原稿まで、氏の学術的業績の全貌と魅力を明らかにする。主要著作は著者による補記・補注を加えそれぞれ定本とし、各巻に解題・月報を付す。第七回配本第7巻は「科学論(近代篇)」。現代中国を研究対象とした初期論考を中心に、欧文で発表された5本の論文から成る。
目次
未来への問い
[Ⅰ 思考の実験]
中国思想について
工業化と革命
[Ⅱ 造反有理]
コミューン国家の成立
紅衛兵・権力・信仰
人民の軍隊
[Ⅲ 科学と技術]
科学・技術の伝統――J・ニーダムの仕事にふれて――
科学技術の開発とその論理
労働・技術・人間
可能性としての中国革命
矛と盾
パターン・認識・制作――中国科学の思想的風土―
医学における伝統からの創造
中国の工業化とその構造――極構造理論序説――
科学技術と価値の世界――科学至上主義をのりこえるもの――
近代技術の受容について――「中体西用」と「和魂洋才」――
維新前後におけるアジア協会の日本研究
ニーダム――その創造の源泉――
Traditional Characteristics of Japanese Technology
Three Paradoxes of Science and Technology
Way of Thinking in Traditional Philosophy: Prospects and Limits
The Formation of the Huang-ti Nei-ching
Modern Science and Technology in 18th and 19th Century Japan
解題(平岡隆二)
索引(人名・書名)