日本
侵略と抵抗 上海事変と尹奉吉
日本
侵略と抵抗 上海事変と尹奉吉
- 出版社
- 社会評論社
- 出版年月日
- 2024.07
- 価格
- \2,860
- ページ数
- 248
- ISBN番号
- 9784784512201
- 説明
- 本書は、日本の侵略と朝鮮支配に叛逆して上海で行動を起こし、金沢で処刑された尹奉吉に関するもの。1932年4月29日、朝鮮人・尹奉吉は、上海で行われた天長節の式典で、爆弾を投擲し、上海派遣軍司令官陸軍大将白川義則など要人2名を死亡させ、要人多数に重軽傷を負わせた。激烈な上海戦の最終局面における彼の行動は、中国人から広く賞賛されたことからも、尹奉吉の行動は上海戦と切り離すことができない関係にある。上海事変の全過程を捉え直すことで、上海抗日戦争と朝鮮独立運動との関連を明らかにし、侵略に対する抵抗の意味を考えるのが本書の内容。