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日本

朝鮮植民地戦争 甲午農民戦争から関東大震災まで(問いつづける民衆史)

朝鮮植民地戦争 甲午農民戦争から関東大震災まで(問いつづける民衆史)

日本

朝鮮植民地戦争 甲午農民戦争から関東大震災まで(問いつづける民衆史)

著者
愼蒼宇
出版社
有志舎
出版年月日
2024.08
価格
\3,960
ページ数
430
ISBN番号
9784908672767
説明
 朝鮮の人びとは甲午農民戦争以降、50年以上にわたって日本の侵略と植民地戦争にさらされ続けた。それは彼我の力が圧倒的に違う「非対称戦争」であるがゆえに凄惨なジェノサイドを伴い、その延長線上に関東大震災時の朝鮮人虐殺は起こったのである。
 平時のない植民地戦争のなかで虐殺体験や朝鮮民衆への憎悪・恐怖を内面化した日本軍人・兵士たちと、その暴力にさらされながらも抵抗し続けた朝鮮民衆の姿を通して、植民地近代論のように、抵抗の領域を歴史の表舞台から周辺化しようとする傾向を批判し、日本近代史に圧倒的に不在だった植民地戦争の実態を描き出す。