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自社

元白唱和詩研究続編 白氏長慶集

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元白唱和詩研究続編 白氏長慶集

著者
前川幸雄
出版社
朋友書店
出版年月日
2024.07
価格
\4,400
ページ数
243
ISBN番号
9784892812071
説明
 白居易『白氏長慶集』を深く読み込むことにより、白居易の思想、作品の背景、特に強い影響を受けたと考えられる陶淵明の作品との関係などについて論じた論文五篇を収録する。
収録内容は以下の通り。
白居易の神仙観 白居易の作品より「神仙」に言及したものから、その神仙観をまとめる。
「海漫漫」制作の意図について―憲宗と神仙道― 白居易が「海漫漫」を制作した背景として、神仙道に傾倒する憲宗をいさめるためであったことを論じる。
白居易の陶淵明観 白居易が陶淵明に言及した四十七作品の分析を通じ、その理解と変遷について論じる。
「倣陶潜体詩」第十一首と先行作品 白居易「倣陶潜体詩十六首并序」のなかの第十一首が「古詩十九首」及び陶淵明の詩から受けた影響について論じる。
陶・白氏「廬」表現考 陶淵明と白居易の作品中に見える「廬」の持つ意味について分析し、その違いについて論じる。