日本
〈中国の詩学〉を超えて 川合康三先生喜寿記念論集
日本
〈中国の詩学〉を超えて 川合康三先生喜寿記念論集
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2024.10
- 価格
- \13,200
- ページ数
- 484
- ISBN番号
- 9784876364886
- 説明
- 目次
序
作者の自覚から筆勢の自覚へ 成田健太郎
建安詩における自然描写の変容と作者の個―王粲・劉楨を中心に 宋晗
顔之推と典故—「観我生賦」を中心に 池田恭哉
道の探求—李白「素畜道義」考 乾 源俊
李白テクストの揺らぎ 和田英信
杜甫、詩を語る 川合康三
韓愈「送孟東野序」の「鳴」と受動の文学論 鈴木達明
韓愈詩における他者の戯画化 好川 聡
李賀と植物の比喩 遠藤星希
女性詩人はいかなる詩を詠むのか―『瑤池新詠集』と魚玄機の詩作から 二宮美那子
歴史事実と詠史詩―李商隠の詠史詩における虚構をめぐって 伊﨑孝幸
王昭君の変貌―唐詩と平安朝漢詩のあいだ 陸 穎瑤
蘇東坡詩における風景表現の問題 宇佐美文理
葉県時期の黄庭堅 緑川英樹
「有力」と「無意」―中国詩学における風と水のイメージをめぐって 浅見洋二
「国風」民間起源説の波紋―南宋末期から清代中期までの文学論を材料として 永田知之
八大山人と石濤の題画詩について 西上 勝
あとがき 浅見洋二/執筆者簡介/川合康三先生著作目録/川合康三先生簡譜