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日本

全譯三國志第八冊「呉書」(二)

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全譯三國志第八冊「呉書」(二)

著者
渡邉義浩編
出版社
汲古書院
出版年月日
2025.04
価格
\12,100
ページ数
512
ISBN番号
9784762966484
説明
朱治朱然呂範朱桓傳第十一
虞陸張駱陸吾朱傳第十二
陸遜傳第十三/呉主五子傳第十四
賀全呂周鍾離傳第十五
潘濬陸凱傳第十六
是儀胡綜傳第十七
呉範劉惇趙達傳第十八
諸葛滕二孫濮陽傳第十九
王楼賀韋華傳第二十
補注索引
【「呉書(一)」凡例より】(抜粋)
一、本書は、日本の静嘉堂文庫が所蔵する、南宋初期刊南宋前期修『三国志』中より『呉書』だけを取り出した専刻本(以下、専刻本と略称)を底本とする。専刻本は、北宋咸平刊本の原姿を伝える唯一の刊本である。
二、専刻本は、米山寅太郎先生の解題を付し、汲古書院から一九八八年に影印されている。専刻本は、裴松之以外の注(陳寿の自注ともされる)を割注で挿入するが、本書はそれを小字で表した。また、専刻本は、裴松之注も割注で挿入するが、本書は割注の位置に[ ]に数字を附した記号を入れ、裴松之注は、[ ]に数字を附した記号の後に別に示した。
三、『三国志』の版本には、百衲本のほか明版もある。中華書局より一九五九年に出版された標点校勘本は、百衲本を底本に、明の汲古閣本、明の北監本を校刻した清の武英殿本、明の南監本を校印した金陵活字本により校勘をしている。『三国志版本薈萃』(巴蜀書社、二〇一六年)により、諸版本を確認したうえで中華書局本の校勘を参照し、また廬弼『三国志集解』などの成果も取り入れ、底本とした専刻本に校勘を施した。
四、本書は、かかる操作を経たうえで句読点を施した原文を掲げ、書き下し文に( )で示した補注を附した後、現代文に翻訳した。
五、補注で取り上げた事項に関しては、巻末に索引を附した。