日本
仏教の東伝と受容(新アジア仏教史06 中国Ⅰ南北朝)
日本
仏教の東伝と受容(新アジア仏教史06 中国Ⅰ南北朝)
- 出版社
- 佼成出版社
- 出版年月日
- 2011.12
- 価格
- ¥4,400
- ページ数
- 405
- ISBN番号
- 9784333024346
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
中国では、インド伝来の仏教思想を「漢訳」(サンスクリット語から漢語に翻訳する)という形で受容しました。そのことが、日本をはじめ東アジア全域への仏教伝播を可能にしたと言えます。その一方、目まぐるしく交替する歴代王朝においては、皇帝権力と仏法の摩擦、儒教・道教・仏教の三教にまつわる優劣論争が激化しました。伝来から漢訳事業、三教論争の経緯を通じて、中国初期仏教の真実の姿を追います。
・中国歴代の主要王朝系図、各帝国の勢力と仏教の関係地図など多数の図版を掲載
・日本でも読まれる漢字のお経はどのように成立したのか。経典誕生の瞬間が分かる
・鳩摩羅什(くまらじゅう)など主要人物の項目では、出身地や業績を詳しく紹介
本シリーズ中国編の幕開けに位置する1冊。ユーラシア大陸の交易路を盛んに往来した人びとの熱気がひしひしと伝わってきます。インド伝来の思想が徐々に中国 的に変容してゆく様子や、仏教にまつわる数々の国家的大事件も詳しく解説。第1章では中国仏教のプロフィールとも言うべき“通史”を掲載。初歩から中国仏教を知りたい方にオススメです。