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大徳寺と一休

大徳寺と一休

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大徳寺と一休

著者
山田宗敏
出版社
禅文化研究所
出版年月日
2006.01
価格
¥4,180
ページ数
496
ISBN番号
9784881822098
説明
本書は、そもそも著者が遺言として書き著し、一部の縁者のみに手渡された私書『紫野夜話』『一休を読む』の二冊を合冊しました。
『紫野夜話』は、大徳寺の歴史をたどりながら、大灯国師、一休禅師の往年を範とし、現代の禅僧のあるべき姿を言い残し、『一休を読む』は、「狂雲集」を読み解きながら、一休の真実の姿に迫り、一休の強烈な求法道心、また熾烈な性との闘い、そこに著者自身を重ね合わせながら、われもかくありたいと言い残しています。
子供時代に寺に放り込まれ、妻帯もせず、徹底清貧に生きぬく、大正生まれの老禅僧にして初めて言い放てる一句一言は、平成の児孫にどのように響くのでしょうか。