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宋代文学伝播原論 ー宋代の文学はいかに伝わったかー

宋代文学伝播原論 ー宋代の文学はいかに伝わったかー

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宋代文学伝播原論 ー宋代の文学はいかに伝わったかー

著者
王兆鵬著 萩原正樹 松尾肇子 池田智幸監訳
出版社
朋友書店
出版年月日
2021.12
価格
¥11,000
ページ数
609
ISBN番号
9784892811821
説明
 宋代に文学作品はどのように伝わっていったのか? この問題に対し、大量の文献資料を発掘整理し、当時の実態について検討することでその一端を明らかにする。全書は、「上編 宋代文学における伝播の方式と効果」及び「下編 宋人詞集の宋代における伝播」からなる。
 「上編 宋代文学における伝播の方式と効果」では、伝播の主体・環境・方式・内容・対象・効果の六つの側面を中心に、中国古代文学の伝播における過去における完成した様態のみならず、その伝播する過程や現在に至るまでの影響にまで注意を払い、宋代文学の伝播の方式と効果について考察する。
 「下編 宋人詞集の宋代における伝播」では、宋人の詞の別集の、宋代における伝刻の状況について考察する。文献学の角度からだけでなく、文学伝播の角度から宋詞の当時における伝播の状況を理解し、詞学史研究の領域を拡大することを目指す。「第九章 北宋詞集版本考」は北宋詞人四一人の詞集の南北両宋時期の、「第十章 南渡詞集版本考」は南渡詞人八十人の南北両宋時期の、「第十一章 南宋詞集版本考」は南宋詞人三九人の南宋期における、それぞれ伝刻状況について考察する。